2012/06/26


この地に来て10年立ち、ようやく庭の土もふかふかになってきた。

そして庭の緑もいっそう青くなる。

そのやわらかな土の中からは陶器の破片が見つかることが多い。

そう、ここは焼き物の里なのだ。

これも土から出てきたもの。

冴えた青が目に入り、釘付けになる。


これは昔、伊賀でよく作られていた青土瓶の色に似ている。

多分、鍋の蓋の一部だろう。


このインスパイアされた色や形は

自身の作品に昇華できるだろうか・・・。