2012/06/26


この地に来て10年立ち、ようやく庭の土もふかふかになってきた。

そして庭の緑もいっそう青くなる。

そのやわらかな土の中からは陶器の破片が見つかることが多い。

そう、ここは焼き物の里なのだ。

これも土から出てきたもの。

冴えた青が目に入り、釘付けになる。


これは昔、伊賀でよく作られていた青土瓶の色に似ている。

多分、鍋の蓋の一部だろう。


このインスパイアされた色や形は

自身の作品に昇華できるだろうか・・・。


 


2012/05/22

何を描くのか




先日、ムンクの代表作「叫び」のオークションがニューヨークで行われた。

落札額は史上最高約96億円だという。

この評価額に関心はありません。

ただムンクが描こうとしていたもの。

ムンクは共感覚を持っていたと言われている。

共感覚とは、

「数字を見ると色がついて見える」

「緑色を見ると音楽が聴こえる」

「音に色を感じる」

「形に味を感じる」

といった、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる特殊な知覚現象のこと。

 ムンクは絵画を描いたのではなく、人生そのものを表現していたのだろうか。

ムンクのような共感覚はなくとも、表現するのは自分の心のなか。

何を描くのか。ということ



 ムンクの日記より

「わたしの絵は告白である。絵を通じて、わたしは世界との関わりを明らかにしようと試みる」